四本足で歩く動物は、背骨で頭や内臓を支えているため、体重が四分割されます。しかし、二本足で歩く人間は、垂直に体重がかかり、上半身を支える腰の骨や筋肉には負担がかかりやすいです。
また、人間の骨はいくつも連結してできており、前後左右に動いたりねじれたりします。
重心バランスをコントロールするのに複雑な構造になっているため、歪みが少しでも生じてしまえば不調の原因となりやすくなります。
正常な脊椎はS字カーブの形状をしております。それによって、運動機能や体を支えています。
本来の自然なS字カーブが歪んでしまうと、姿勢を保つこと・体を動かすことに無理が生じてきます。
さまざまな部位に余分な負担がかかり、障害を引き起こす原因につながります。
普段の生活で猫背や足を組むなどのクセがある方は注意が必要です。